忍者ブログ
 片山伯耆流は戦国時代の武将、片山伯耆守久安を始祖とする武術である。  居合、剣術、体術等の総合武術で片山流とも称するが、現在まで伝わるのは居合のみ。  最近になって、書伝を基に失伝した腰廻等を起こしたのが「片山伯耆流柔術」。山口県岩国市のとある道場で数人の門下生が稽古をしている。
2024/04月

≪03月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  05月≫
[8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 今週の稽古ではほとんど刀を振っていたわけですが、何が難しいかって言うと「刃筋を立てて振る」のが難しいわけです。ちょっと油断するとぐにゃって感じでブレるのが分かるんですけど、これがなかなか。

 ということで、今週の稽古では上段からの振り下ろしを中心にやっていましたが、ときどきやる型の稽古がちょうどいい休憩になるほどにしんどいもんです。構えて振り下ろす瞬間、力を入れるようでいて抜くようでいて、ゆっくり振り下ろすようなイメージで素早く振り下ろすというか...動きにものすごく矛盾があるような感覚と言えばいいのかどうかはなんとも言えないところではありますが。

 しかし、きとんと振れたときは本当に上にあった刃がいつの間にやら目の前にって感じです。どうしても振り下ろす一瞬に力が入ってしまうので、そこは「振っているな」と分かるのですが、スッと刃が降りて、スッと止まったときはちょっと嬉しいものです。しかし、振っていて感じたのは竹刀と木刀、模擬刀でずいぶん感じが違うってとこですかね。もちろん重さの違いとか長さのちがいとかもあるんでしょうけど、同じように振っているつもりでも違うんですね。

 実際刀を振ったのが約1時間。久々にやった感のある稽古になりました。
PR
 来月が演武会ということで、参加する人はそろそろ演武のための稽古にとりかかっているようです。今週は約1年ぶりに師範代が来てました。師範代が来ると「そろそろ演武会だなあ」と思うわけですが。

 久しぶりといえば、しばらく顔を見せてなかった若いのが先週くらいから顔を出しているようです。続くのか続かないのか分からないのでどこまで教えてよいものやら。そんな状態で1年以上たってしまったようですが、本当にやる気あるのかな?

 まあ、やる気があるならそれなりに教えるんですけどね。今週はコイツの相手をしていたので、居合の方はひととおりをさくっと流して終わり。少し思うところがあったので、じっくり時間をとりたいところではありましたが、いつもコイツを指導しているのが演武の稽古で手が取れなかったため、今回の演武会に参加しない私の方にお鉢が回ってきたわけで。

 不動智心流を一手ほど。先に書いたようにどこまで教えていいのかと悩みながらやってるので、教える側もなかなか煮え切らないわけですよ。それでも、1時間弱ほどやって少しは形になったかな?

 演武会まではこんな感じになるんですかね。

 流派もいろいろと分かれてみたり、同じ流派であっても道場が違うとやってることが微妙に違ってみたり。そこを1本にまとめなければならなわけだがそこを取り仕切るのが宗家ということになるのでしょうな。

 しかし、人が教えるというのはどうしても変化を伴うわけでそこをいかにまとめていくかが一流派の宗家の役割なのだろうと思う。

 と言いながら、今はそんなことおかまいなしに(といえば語弊があるが)片山伯耆流居合を研究中。今はどこが宗家なのかはいまいち判然としないのだがやはり熊本の流派が近いのだろうか。でも、大阪、京都で活動している道場も同じ星野派の流れではなかったか?

 なにしろ宗家である片山家は先代で伝承を断念しているので(片山家の当主はご健在と聞くが)すでに宗家のない流派になっているのが現状ではなかろうか。まあ、今は実際、片山家の方が存命なのでどこも強くは主張しないんだろうけど、そのうち宗家争いが起こるんではないかなあと心配もあったり。歴史的に見るとやはり熊本の一派が一番本流に近いのではないかなと。

 そのあたりは宗家をやりたいところが頑張っていただければよいのではあって、今はいろいろな道場の演武を参考にしながら研究をしているところ。ただ、やればやるほど気になるところが出てきて一度きちんと習ってみなければならないかなあと思う今日このごろ。

 本日の稽古でも気になるところを何度もやってみたり。

 今回の演武会には私は参加できませんので気が楽なもんですが、参加される方はそろそろ何をやるか決め手ください。

 今のところ、片山伯耆流と不動智心流からやるみたいです。


 天神明進流はやらないみたいですが...私がやろうかと思ってたんですけどね。やりたい人がいたらまあ頑張ってください。

 今週の稽古は当初師匠がお休みの予定でしたが、ストレス発散にと途中から来られました。
 すでに曲がりくねった今までの刀に代えて居合用にと購入した刀がゆおやく届きましたので、さっそく昨日の稽古で振ってみました。


 第一印象は...ちょっと軽いかな?

 そして...ちょっと長いか?


 長さは今までのと合わせたんですけどね。抜刀のとき、納刀のときになんとなく切っ先が気になるわけです。まあ、まだ新しいので変にひっかけたりしたらという気持ちがあるだけなのかもしれませんけどね。

 後は...鞘が細い?

 鞘が細く感じます。腰に差したときに鞘のフラット感が強く横にひねりにくいというか...ただ、軽いので速く振れるのがいいですね。

 昨日も片山伯耆流居合を少しやりました。なにぶん基本の型はそう多くないので、まずは一通りやってみて、大まかな動きを覚えておいて、あとは教わりにいったときに細かいところを覚えていこうという作戦なわけですが、けっこう似た動きが多いので、型の一つ一つを覚えるのもけっこう大変です。

 とりあえずは新しい刀に慣れるのが先決のようです。

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
忍者アド
最新コメント
[07/18 NONAME]
[11/02 よみがえり]
[07/29 Kuni]
[07/23 Kuni]
[06/15 尾見]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
片山伯耆流丁稚頭
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
フリーエリア
アクセス解析

Copyright © 片山伯耆流柔術 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]