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 片山伯耆流は戦国時代の武将、片山伯耆守久安を始祖とする武術である。  居合、剣術、体術等の総合武術で片山流とも称するが、現在まで伝わるのは居合のみ。  最近になって、書伝を基に失伝した腰廻等を起こしたのが「片山伯耆流柔術」。山口県岩国市のとある道場で数人の門下生が稽古をしている。
2024/03月

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 今年はしばらく片山伯耆流と天神明進流を中心に進める予定だそうです。といっても、今年はあとわずかでした。

 稽古納めは来週となります。都合の付く方は参加してください。ちなみに私は参加できませんので昨日で稽古納めとなりました。

 とはいえ、古流武術の稽古というのは道場でやるのが全てではないですからね。というのが最近の考えとなっております。確かに型の稽古は道場でやるのが一番なんですけど、それ以外のものとなるとどこでもできるわけで。

 というのも、よくよく考えると武術というのは当時の武士にとっては「生きる術」なわけですから、特別なところで特別なことをしなければならないわけでもないのではないかと。今では「道着」なんてものを着て稽古をするわけですが、当時の人達はわざわざ特別な服装をしていたわけではなくて、今で言えばスーツを着たサラリーマンがジャケットを脱いでネクタイを外すくらいの感覚ではないかと思うわけです。

 そう考えると、武術を習得するための稽古自体、わざわざ道場に出向いて特別なことをしなくてもできるのではないかと。いわば、生活全てが稽古と思えば道場での稽古は終えましたが、まだまだ続くわけです。

 ちなみに年明けの稽古始めは第3週からとなりますのでお知らせしておきます。

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 稽古というと自分でやるのが多いわけですが、人がやるのを見るのも稽古です。自分がやるときはどうしても、その所作を見ることが難しくなります。今はビデをを取って見返すということもできますけど。

 しかし、見取り稽古ということばがあるくらい、人がやるのを見ることも大事です。そこからいろいろなことを学ぶことができます。もちろん、最終的には、そこから学んだことを自ら実践することが必要なんですけどね。

 昔は、簡単に教えてもらえるわけでもなく、「見学」させてもらうというのも稽古のうちでした。そうして技を身につけていったと言われます。しかも、何度も見せてもらえるわけではないし、道場が遠方であれば、今のように何度も足を運ぶわけにもいきません。一度見せてもらったものは確実に覚える、そうした姿勢が自然とあったのではないかと。

 今は、一度見て分からないところをリプレイしてもらうこともできますし、少々道場が遠くても、何度も行くこともできます。というか、行かなくてもビデオかなんかでその動きを記録しておくこともできます。そういう意味では昔の人に比べて熱心さはなうkなってきているんでしょうか。

 なにより重要なのは...この時期からは見取り稽古は少々辛いですね。寒いですから。


 昨日は久しぶりに片山伯耆流をやりました。本当に久しぶりですっかり忘れているほど。それでもやっていると徐々に思い出してはくるのですが、たまには見返しておかないといけないようです。

 となると大小が必要になってくるわけですが、これは持ってくるとなるとけっこう面倒なんです。なにしろ2本持ってこなければならないわけですから。しかも、かさばるんですよね。2本まとめて収納できる袋があればいいんですけど、なかんかそういった便利なものがないようで。鍔を外しておけばいいんでしょうけど、いちいち鍔を付けたり外したりってものなにかと面倒な話です。

 来週は当道場の2人が益田に出稽古に行くというのえ、こちらの稽古は休みとなります。しばらくは片山伯耆流が続くと思われます。

 本日、当道場にて古流武術連合会の講習会が行われました。講習会といっても、要はいろいろな流派が演武会以外にも交流を持ちましょうというノリで始められたと聞いていますが、今回は、広島、福山、益田の団体が参加されました。

 内容はというと、今回は天神明進流のなかからいくつかの型をやって、型の稽古を行ううえでの意識の持ち方を中心に行っていました。

 つまり、形どおりにできればよいとうことではなくて、もう少し一つ一つの所作の意味を確認しながら行うというもの。他流派の方には少々動きが厳しいところもあったようでしたが、そこは当道場の者も同じことで、慣れているからスムーズにできますが、実際はけっこう厳しいものがあります。

 なにしろ「痛い」のです。動き自体はそんなに早いわけでもないんですが、痛いのが持続するといいますか、最初から最後まで痛いといいますか、まあ、痛いわけです。

 午前11時から午後3時ごろまで正味3時間くらいでしたが、なかなかにハードな内容かなと。それにしても参加された方は熱心に稽古されていました。年に1回なので耐えられますが、こんなのが何回もあるとちょっときついかなと思う今日このごろ...

 大きな怪我もなく無事に終了できました。

 今月の後半は諸事情によりなかなか稽古に参加できませんが、なにもやらないわけにもいかないので、足捌きと木刀での素振りはできるだけ欠かさないように気を付けている今日この頃です。

 足捌きといっても型の足の運びはもちろんですが、普段の歩き方とかもやはり気を付けたいところ。画にまた大股開きで肩をゆすって歩いていたのではどうにもなりません。刀を差して歩くというイメージを持ってできるだけ体をゆらさないような歩き方を意識してみたり。かといってあまりにぎこちない動きになってもいけないので、できるだけ自然に歩いているような感じに。

 素振りについても、庭で振ったり室内で振ったり。室内では天井が低いため振り方を工夫せねばならないのですが、師匠曰く「昔は室内でも斬り合いをしていたのだから室内で刀が振れないといけない」とのことです。まあ、確かにそのとおり。室内だから刀が振れませんというわけにもいかないので、応用ということで。

 屋外で振るときはきちんと振り被って振るのですが、屋内のときは振り被るときと振り下ろすときに注意が必要。また、腰を落としてみたりといろいろ試してみてはいます。

 先日、剣道で8段に昇段した方がとある雑誌で書いていたのですが、稽古に参加する時間がなかなか取れないので毎日1,000本の素振りをする、と。また、見取り稽古も大事だと。やはりできる人はいろいろと工夫をし、基本を大事にしているということでしょうか。


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