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 片山伯耆流は戦国時代の武将、片山伯耆守久安を始祖とする武術である。  居合、剣術、体術等の総合武術で片山流とも称するが、現在まで伝わるのは居合のみ。  最近になって、書伝を基に失伝した腰廻等を起こしたのが「片山伯耆流柔術」。山口県岩国市のとある道場で数人の門下生が稽古をしている。
2017/10月

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 現在、静空館道場では片山伯耆流、天神明進流、不動智心流を中心にやっているわけですが、じつはこの3流派は基をたどるとこの山口県にたどり着くのだそうです。

 片山伯耆流については開祖である片山久安が大阪の陣の後、吉川家に身を寄せていたことで、岩国を中心に広まったということです。現在は居合については熊本と大阪に伝えられているんでしたかね。

 そして、不動智心流ですが、どうやら大内氏の庇護の下に発展したものだとか。大内氏と言えば山口を中心に中世の大半にかけて大きな勢力を持っていた一族です。その下で栄えた流派ということですし、岩国も大内氏の勢力下にありましたから、これを岩国でやることは歴史的にもちょっとした意味があったりするのですかね。ただ、この流派が岩国に伝わっていたかどうかは分かりません。

 そして、天神明進流なのですが、この流派の開祖は片山久勝だと言われています。片山久勝は名前からして片山久安の関係者である気配が漂ってくるわけですが、久勝は久安の長男だそうです。

 ここがちょっと面白いところではあるのですが、本来なら長男の久勝が片山伯耆流を継いでいそうなもんですが、なぜか次男の久隆が承継しています。で、当の久勝はどうやら江戸に出て片山心働流を開きこれが東北地方に伝わり天神明進流になったというのです。

 この天神明進流ですが、実際にやってみるとかなり厳しいです。私のような体の硬い人間には拷問のような技が次々と出てきます。もっとも、古流の特徴というか基本は「相手の動きを封じる」ことですから、当然ではあしますけどね。

 もうひとつ、この流派は現在まで途絶えることなく伝わっていますので、ずいぶんと技の型が変わっている可能性があります。もっともそれを含めて現在に伝わっているものがこの流派だということになるのですが。

 しかし、江戸に出た久勝も岩国に残った久隆も今、それぞれの流派が同じところに集まっていくとは思ってもなかったのではないでしょうか。
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