片山伯耆流は戦国時代の武将、片山伯耆守久安を始祖とする武術である。
居合、剣術、体術等の総合武術で片山流とも称するが、現在まで伝わるのは居合のみ。
最近になって、書伝を基に失伝した腰廻等を起こしたのが「片山伯耆流柔術」。山口県岩国市のとある道場で数人の門下生が稽古をしている。
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11月の終わりに古流武術連合会で研究会を行うとかで、テーマが半棒術ということもあり、しばらくは半棒をやることになりそうです。
半棒の特徴はというと...
防御と攻撃のバランスが良いということでしょうか。長さが3尺程度なので以外にコンパクト。でも、間合いはけっこう広く取れるんですね。攻守のバランスということでは、刀でいうところの小太刀と特性が似てはいますが、半棒の強みは「どこでも握れる」ということ。さすがに刀の刃を握るわけいにはいきません。
半棒は言うまでもなく「木」でできているので、刀をまともに受けると当然のことながら斬られてしまうわけで、受け方は気をつけねばならないのですが、基本は受け流すことなので、そのあたりはいまさら言うことでもなかもしれませんね。
攻撃の方ではじつに多彩な攻めができるのが半棒のいいところ。叩く、突く、拉ぐという動作に加えて半棒の持ち方もいろいろ。左右どちらにも変化していくのです。
そんな半棒を稽古でやると...
これがまた実にイヤなもんです。先にも書きましたが半棒は「木」でできていますから、痛いわけです。間違いなく寸止めにしないと、ちょっとでも当たればこれがまた痛くて。なにしろ、武術の基本ではありますが、叩くにしろ突くにしろ、「痛いところ」を攻めるわけですから。
突きなんかもみぞおちだとか喉だとか実にいいところを狙います。まともに入るととんでもないことになってしまうので、稽古のときは相当気合いが入ります。
で、半棒術の何がいいかというと、けっこう実戦向けなのです。刀とかを持ち歩いていると、間違いなくおまわりさんに話しかけられます。だけど半棒はというと、要は3尺程度の長さのものであればいいわけですから。極端な話傘だって立派な武器になるわけです。傘なら持ち歩いていてもなんの違和感もありませんからね。
相手が刀だったら?と言われても、実際、刀を相手にすることはまずありませんよ。先に書きましたが、そんなもの持ち歩いていたらおまわりさんに話かけられてしまいますからね。
さらに半棒術のいいところは「力が要らない」ってことです。3尺の長さと木の重さが余計な力を不要とさせてくれます。なにしろちょっと振り回せば先で当てると相当痛いですよ。しかも、日本刀のように金属でできているわけではないので、重さもしれたもんです。
そんな実戦的な半棒術ではありますが、やはり稽古は大変です。当てないように気をつけないといけないし、もちろん当てられないように気をつけないといけないし。かといって逃げ回ってたら稽古にはならないし。
半棒術はやると分かりますが、柔術の威力を倍増させてくれます。そのくらい威力があるものです。だからこそ、強さを求めて古流武術の世界にやってくる人には簡単に教えていいものではないことも分かります。そんな人に半棒術を教えるというのは狂人に刃物を与えるようなものですから。
半棒の特徴はというと...
防御と攻撃のバランスが良いということでしょうか。長さが3尺程度なので以外にコンパクト。でも、間合いはけっこう広く取れるんですね。攻守のバランスということでは、刀でいうところの小太刀と特性が似てはいますが、半棒の強みは「どこでも握れる」ということ。さすがに刀の刃を握るわけいにはいきません。
半棒は言うまでもなく「木」でできているので、刀をまともに受けると当然のことながら斬られてしまうわけで、受け方は気をつけねばならないのですが、基本は受け流すことなので、そのあたりはいまさら言うことでもなかもしれませんね。
攻撃の方ではじつに多彩な攻めができるのが半棒のいいところ。叩く、突く、拉ぐという動作に加えて半棒の持ち方もいろいろ。左右どちらにも変化していくのです。
そんな半棒を稽古でやると...
これがまた実にイヤなもんです。先にも書きましたが半棒は「木」でできていますから、痛いわけです。間違いなく寸止めにしないと、ちょっとでも当たればこれがまた痛くて。なにしろ、武術の基本ではありますが、叩くにしろ突くにしろ、「痛いところ」を攻めるわけですから。
突きなんかもみぞおちだとか喉だとか実にいいところを狙います。まともに入るととんでもないことになってしまうので、稽古のときは相当気合いが入ります。
で、半棒術の何がいいかというと、けっこう実戦向けなのです。刀とかを持ち歩いていると、間違いなくおまわりさんに話しかけられます。だけど半棒はというと、要は3尺程度の長さのものであればいいわけですから。極端な話傘だって立派な武器になるわけです。傘なら持ち歩いていてもなんの違和感もありませんからね。
相手が刀だったら?と言われても、実際、刀を相手にすることはまずありませんよ。先に書きましたが、そんなもの持ち歩いていたらおまわりさんに話かけられてしまいますからね。
さらに半棒術のいいところは「力が要らない」ってことです。3尺の長さと木の重さが余計な力を不要とさせてくれます。なにしろちょっと振り回せば先で当てると相当痛いですよ。しかも、日本刀のように金属でできているわけではないので、重さもしれたもんです。
そんな実戦的な半棒術ではありますが、やはり稽古は大変です。当てないように気をつけないといけないし、もちろん当てられないように気をつけないといけないし。かといって逃げ回ってたら稽古にはならないし。
半棒術はやると分かりますが、柔術の威力を倍増させてくれます。そのくらい威力があるものです。だからこそ、強さを求めて古流武術の世界にやってくる人には簡単に教えていいものではないことも分かります。そんな人に半棒術を教えるというのは狂人に刃物を与えるようなものですから。
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Re:面白い
I hope to show you "Hanbou-jutu", when you'll come to Iwakuni next time.
So, I"ll plactice it to show you it.
So, I"ll plactice it to show you it.