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 片山伯耆流は戦国時代の武将、片山伯耆守久安を始祖とする武術である。  居合、剣術、体術等の総合武術で片山流とも称するが、現在まで伝わるのは居合のみ。  最近になって、書伝を基に失伝した腰廻等を起こしたのが「片山伯耆流柔術」。山口県岩国市のとある道場で数人の門下生が稽古をしている。
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 今週の稽古も、なかなか柔術までは至らず、柳生心眼流を少しやっておきました。

 が、稽古に間があくと、すぐに忘れてしまうんですね。やれば思い出すんですけど。基本の4本をやりまして、それを統一するために過去の記憶をだどって...

 そう、形を統一するというのがなかなか難しいんですね。わずかな所作の違いが後々大きな違いになったりするものですから、面倒でも「おや?」と思ったところで確認しておかないと。

 過去に同じ流派なのにいろんな分派ができてしまったのも、これが原因ではないかと。でも、お互いが「うちが正統だから」と言い出したら納まりがつかんでしょう。いいんですよ、正統派はどこでも。というか、自分が習った人が正統なんです。私が一人で習ったのであれば、自分の記憶がそのうち正統になるんでしょうけどね。いや、単にコピーをしようということではないですよ。

 だけど、できるだけ形は変えずに行きたい。武術にあって、「唯一絶対」の形というのは本来ないんでしょうけど、それは実戦での話。形式の上ではやはり「唯一絶対」はあっていいと思うのです。いろいろな個性や感性の中にあってどれだけ統一できるか。古流武術の伝承のもっとも難しいところでしょうか。

 だけど、難しいから変わってもいいってことではなくて、難しくても変わらないよう努力をしなきゃならんってことですね。これが流派の伝承の難しさでしょうかね。
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