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 片山伯耆流は戦国時代の武将、片山伯耆守久安を始祖とする武術である。  居合、剣術、体術等の総合武術で片山流とも称するが、現在まで伝わるのは居合のみ。  最近になって、書伝を基に失伝した腰廻等を起こしたのが「片山伯耆流柔術」。山口県岩国市のとある道場で数人の門下生が稽古をしている。
2024/05月

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 雨が降ってはおりますが、なんせ暖かい今日このごろ。こういう日にはなんとしても稽古に出ておかねばなりません。寒い中でやるのはどうでもいいですからな。

 というわけで、今日は柳生心眼流をやってました。近々先生がお見えになるそうで、ちっとは真面目にやっておきなはれという師匠のお言葉があったとか。

 この居合は下半身が重要。もちろん、他でも言えることではありますが、特に脚捌きが慣れないと難しいのです。今やっているのは基本的な型なわけですが、これが重要。というか、これができないと他の型も無理無理ってなわけで、この基本のマスターが欠かせないのです。

 しかし、刀、ずいぶんくたびれてきました。そろそろ買い直さないといけないかな?まあ、一昨年あたりからずっと考えていたことではありますが、いざ買うとなると模造刀とはいえ結構な値がするわけです。柔術で使うとすぐにくたくたになってしまうし、かといって、そのくたくたな刀で居合はちと厳しい...

 居合用に一振り求めてくださいということか。

 しかし、振り下ろした刀がぴしっと止まったときはそれはもう気持ちがいいわけですよ。だけど、心の乱れは太刀筋の乱れというか、ついフラフラとなってしまったり...まだまだ心に迷いがあるようですな。
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 あけましておめでとうございます。

 本年よろしくお願いします。


 と、さて、今年の稽古始めは1月13日(水)となっております。どうやら、昨年登場した新人くんも続けていく模様。寒い日が続きますが、みなさん頑張ってください。

 ちなみに私は12日まで山にこもって修行しておりますので、13日には参加できません。翌週に寒さが和らぐようであれば参加してみようかと思います。

 なお、昨年11月に行った研修会が好評だったようで、今年は回数を増やそうかという話もまことしやかに流れております。演武会は秋の古流武術連合会だけの予定です。厳島神社の大日本武徳会の方はイタリアチームが参加するのであればまた見学に行くとしましょう。

 それでは雪が溶けたころにまたお会いできますように。

 昨日の稽古をもって今年は終わりとなりました。

 久しぶりに稽古に出れたわけですが、ここのところ半棒術をやっていたようです。ということで、半棒術をやることに。

 前回、稽古に出たときにもやってたのですが、やっぱり間が空くとどうにも忘れてしまうのがツライところ。そうは言いながらやっていると少しずつ思いだしてみたり。

 それにしても、昨日は寒かったですね。久しぶりに道着を着て身が締まりましたよ。ずいぶん体がなまってたもんだな、と。きっと、こうやって寒さに耐えるのも稽古のひとつだろうということで。畳も冷たいもんで、2時間もやっていると足が冷え冷えに。

 ともかく今年は無事稽古納めということで、来年は1月13日(水)からとなります。新しい人も入ったようなので、少し気合いを入れて...冬の間はなんとか月に1度は稽古に顔を出したいですね。
 11月の終わりに古流武術連合会で研究会を行うとかで、テーマが半棒術ということもあり、しばらくは半棒をやることになりそうです。

 半棒の特徴はというと...

 防御と攻撃のバランスが良いということでしょうか。長さが3尺程度なので以外にコンパクト。でも、間合いはけっこう広く取れるんですね。攻守のバランスということでは、刀でいうところの小太刀と特性が似てはいますが、半棒の強みは「どこでも握れる」ということ。さすがに刀の刃を握るわけいにはいきません。

 半棒は言うまでもなく「木」でできているので、刀をまともに受けると当然のことながら斬られてしまうわけで、受け方は気をつけねばならないのですが、基本は受け流すことなので、そのあたりはいまさら言うことでもなかもしれませんね。

 攻撃の方ではじつに多彩な攻めができるのが半棒のいいところ。叩く、突く、拉ぐという動作に加えて半棒の持ち方もいろいろ。左右どちらにも変化していくのです。

 そんな半棒を稽古でやると...

 これがまた実にイヤなもんです。先にも書きましたが半棒は「木」でできていますから、痛いわけです。間違いなく寸止めにしないと、ちょっとでも当たればこれがまた痛くて。なにしろ、武術の基本ではありますが、叩くにしろ突くにしろ、「痛いところ」を攻めるわけですから。

 突きなんかもみぞおちだとか喉だとか実にいいところを狙います。まともに入るととんでもないことになってしまうので、稽古のときは相当気合いが入ります。

 で、半棒術の何がいいかというと、けっこう実戦向けなのです。刀とかを持ち歩いていると、間違いなくおまわりさんに話しかけられます。だけど半棒はというと、要は3尺程度の長さのものであればいいわけですから。極端な話傘だって立派な武器になるわけです。傘なら持ち歩いていてもなんの違和感もありませんからね。

 相手が刀だったら?と言われても、実際、刀を相手にすることはまずありませんよ。先に書きましたが、そんなもの持ち歩いていたらおまわりさんに話かけられてしまいますからね。

 さらに半棒術のいいところは「力が要らない」ってことです。3尺の長さと木の重さが余計な力を不要とさせてくれます。なにしろちょっと振り回せば先で当てると相当痛いですよ。しかも、日本刀のように金属でできているわけではないので、重さもしれたもんです。

 そんな実戦的な半棒術ではありますが、やはり稽古は大変です。当てないように気をつけないといけないし、もちろん当てられないように気をつけないといけないし。かといって逃げ回ってたら稽古にはならないし。

 半棒術はやると分かりますが、柔術の威力を倍増させてくれます。そのくらい威力があるものです。だからこそ、強さを求めて古流武術の世界にやってくる人には簡単に教えていいものではないことも分かります。そんな人に半棒術を教えるというのは狂人に刃物を与えるようなものですから。

 東広島で行われた古流武術連合会の演武会。9月13日の日曜にあったので、かれこれ1カ月前。報告を書いたつもりですっかり忘れてました。

 今回は世代交代が進んだのか、ずいぶんと若い人がいましたね。それともう一つ。戦国ブームなのかどうかのか、女性が多かったのも印象的。これは良いことなのかどうなのか...悩ましいところです。

 そういううちの道場は...相変わらずのメンバーではありますが、片山伯耆流を中心にやりましたよ。ただ、これまでの形と違って、技の解説などをふんだんに取り入れてのもので、かなり雰囲気の違うものになってました。

 これも新しいこころみということで、今後どのようになっていくのか楽しみではあります。
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