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 片山伯耆流は戦国時代の武将、片山伯耆守久安を始祖とする武術である。  居合、剣術、体術等の総合武術で片山流とも称するが、現在まで伝わるのは居合のみ。  最近になって、書伝を基に失伝した腰廻等を起こしたのが「片山伯耆流柔術」。山口県岩国市のとある道場で数人の門下生が稽古をしている。
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 柔道を実際に経験した私からすると目を疑いたくなるようなニュースですが、本当の話です。今年から柔道、剣道、ダンスのうち一つを中学校の授業で必須科目にするそうなのですが、多くの学校が柔道を選択しながら、「危険なので十分に安全に配慮した内容に」ということで、静岡県では「大外刈りは禁止」、「立ち技は約束組み手のみ」「乱取りは座って」という実に不思議な形になるようです。


 武道でなくてもスポーツは危険が伴うもの。学校の授業なので安全に配慮するのはわかるのですが、ここまでして柔道をやる必要がありますか?と。


 武道を必須化することで何を狙っているのか分かりませんが、道徳的なものであれば武道でなくても「礼法」を習わせればいいんじゃないですかね。


 その昔、柔道をやるのに「受身3年」と言われたくらいに、柔道の道に入った人は徹底的に受身の稽古をさせられたようです。なぜならば、受身など考えてできるようなものではなく、体に染み込んだ動きが自然にでるくらいでないと意味がないからです。そもそも投げられるために柔道をやるわけではないので、不意に投げられたときに体が反応しないようでは意味がありませんからね。


 投げ技なども最初は投げられて覚えるもの。「そんな考えは古いよ」と言われるかもしれませんが、実際に技を受けて分かることの方が多いのです。だから私は「古いけれでも今でも十分に通用する」考えだと思っています。


 元々は柔術から発展した柔道ですから、当然危険なわけです。これは間違いありまsねん。だからこそ、安全に稽古するために徹底的に受身の稽古をするわけです。


 しかし、学校の授業ではそこまでの時間もないのか、受身の稽古を十分にできないままに行うので結局危険が残るわけです。ちなみに大外刈りで倒されて亡くなったのは学校の授業ではなく、部活動でのことだったかと。しかも指導的な立場の方が技を掛けたと記憶しています。柔道では受身だけでなく、危険を回避するための要素が盛りだくさんです。


 例えば、投げ技では頭は円運動の中心にあり、衝撃がかかりにくいこと、地面に着く寸前に引き上げることで衝撃を緩和できること。それなのに頭を打つということは技をかける側が未熟ということです。柔道は危険であるがゆえに、いかに安全に稽古を行うかということは十分に研究されています。先の亡くなった例では指導する側が未熟であったと言うほかはありません。


 だからといって、柔道がまったく怪我なく安全にできるものではないことは当然ですから、わざわざ「安全に配慮して」というのは言うまでもないことで、それでも不安であればやらないという選択肢も持ち合わせるべきですね。剣道であれば、そこまで来県ではないと思うのですが、結局、「防具を用意できない」という理由(つまりお金がかかるから)で柔道を選択しているところが多数のようです。安全のために本来の形をゆがめてまで行うくらいなら多少お金がかかっても本来に近い形でやるのが教育的にはよいのではないかと思うんですけどね。


 武道を通して何を習得させたいのかということですが、簡単に人を殺傷してしまう現状を考えると、たたみに投げつけられることで、痛みを知ってもらえればいいんじゃないですかね。投げられる痛みだけでなく、「投げる痛み」を知ることができれば教育的な目的も達成できたと思うのですが。




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