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 片山伯耆流は戦国時代の武将、片山伯耆守久安を始祖とする武術である。  居合、剣術、体術等の総合武術で片山流とも称するが、現在まで伝わるのは居合のみ。  最近になって、書伝を基に失伝した腰廻等を起こしたのが「片山伯耆流柔術」。山口県岩国市のとある道場で数人の門下生が稽古をしている。
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 ここのところ、都合により稽古に参加していませんので、なかなか稽古の様子が書けないのですが...

 先週くらいから急に気温も下がってきまして、そろそろ冬支度を始めてますので、ぼちぼち稽古納めでもいいかな?なんて軟弱なことを考えていますが、「稽古納め」というのはあくまでも道場の稽古の話。武術の稽古というのはなにも技の型をやればそれでいいというわけではありません。

 例えば、演武会に参加するとなると、技を披露するだけでは終わりません。当然、所作振舞も演武のうちとなりますので、礼の作法、刀などの扱い方、などなど普段の道場での稽古だけでは身に付かないものだってあるわけです。

 また、礼法などは別に道場でなくても、極端な話、いつでもできるわけですから、そういったことをやるのも稽古のうちと言えます。

 今は、椅子に座ることが多くなり、畳の上に座る機会もそうないのですが、それでも挨拶は仕事にいけばほぼ毎日しますね。そのときに作法を気に掛ける、立礼も礼のうち、演武会でもやりますよ。

 また、人ごみの中を歩くというのは体捌きのかっこうの稽古場となるでしょう。どれだけ自然に他人に触れることなく歩けるか。いちいち大袈裟に避けたりしててはまだまだですよ。

 このように、稽古とは道場だけでやるものでもなければ、技の練習だけを言うのでもありません。日ごろの稽古が大事とはこういうことではないですかね?
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