片山伯耆流は戦国時代の武将、片山伯耆守久安を始祖とする武術である。
居合、剣術、体術等の総合武術で片山流とも称するが、現在まで伝わるのは居合のみ。
最近になって、書伝を基に失伝した腰廻等を起こしたのが「片山伯耆流柔術」。山口県岩国市のとある道場で数人の門下生が稽古をしている。
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久しぶりに人が集まりましたね。とは言っても、3人ですけどね。今回は光から見学に来られました。せっかくなので、途中から稽古に参加してもらったのですが、癖がなくていいですね。我々のように柔道だとか空手だとか、なんらかのものをやっていると変にクセがついていてそれを直すのが一苦労ですから。
ちなみに、香川からも柳生心眼流の先生も来られ、ずいぶんにぎやかになりましたね。ちょうど、もやもやの部分を改めて見せていただいたおかげで少しスッキリしましたが。
稽古の内容はというと、なぜか不動智心流。こないだは浅山一伝流をやると言っていたような...
見学に来られた方にも一手覚えていただいたのですが、体術は未経験と言いながらもなかなかいい動きをしていたのは居合をやっているからですかね。まあ、これを機に柔術にも興味を持ってもらえればありがたいことです。
ちなみに、香川からも柳生心眼流の先生も来られ、ずいぶんにぎやかになりましたね。ちょうど、もやもやの部分を改めて見せていただいたおかげで少しスッキリしましたが。
稽古の内容はというと、なぜか不動智心流。こないだは浅山一伝流をやると言っていたような...
見学に来られた方にも一手覚えていただいたのですが、体術は未経験と言いながらもなかなかいい動きをしていたのは居合をやっているからですかね。まあ、これを機に柔術にも興味を持ってもらえればありがたいことです。
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人が来ないですね。もっとも、私を含めての話ですが。
先週の稽古は結局私一人でした。ということで、久しぶりに柳生心眼流を。一通り、型をおさらいして、摸擬刀を振ること30分少々。腕がプルプルになってしまいましたよ。
その後、突きだの蹴りだのを。一人だと組み手はできないですけどやりたい放題ですからね。
まあ、それはよいのですが、次回の稽古には見学者が来られます。みなさんできるだけ稽古に参加してくださいよ。
先週の稽古は結局私一人でした。ということで、久しぶりに柳生心眼流を。一通り、型をおさらいして、摸擬刀を振ること30分少々。腕がプルプルになってしまいましたよ。
その後、突きだの蹴りだのを。一人だと組み手はできないですけどやりたい放題ですからね。
まあ、それはよいのですが、次回の稽古には見学者が来られます。みなさんできるだけ稽古に参加してくださいよ。
では、片山伯耆流柔術の内容についてということになるのだが、元は竹内流だそうだが、内容はずいぶんと変わっているらしい。
片山伯耆守久安が竹内流を参考にその内容を組み立てているものと思われる。技としては、大きく2つの体系に分かれているように思われる。
まず、自分が攻撃を受けたときの防御。まあ、これは特にどうこう言うこともあるまい。次に、自分以外の人が攻撃を受けたときの防御。これはちょっと珍しいのではないかな?
もっとも、この時代で自分以外と言えば自分の主人(殿様)ということになる。まあ、他の流派でもあるのだとは思うけどね。
その技の基本は当然ながら「後の先」をとり相手を制するもの。ま、これはこの流派に限らず柔術に限らず、武術においては基本といえる。
ちなみに腰の廻については、本が出ている。部数はそう多くないのだが、古本屋など探せば手に入るのではないだろうか。ちょっといいお値段だとは思うが、原本の写しも付いての値段と考えればそんなに高くもないかなと思う。興味のある人は探してみてはどうだろうか。
ちなみに、現在この片山伯耆流柔術が行われているのは岩国と香川くらいだろうか。実はイタリアでも行われていたりする。本家の岩国で少々勢いがないのが気になるところではあるが...
片山伯耆守久安が竹内流を参考にその内容を組み立てているものと思われる。技としては、大きく2つの体系に分かれているように思われる。
まず、自分が攻撃を受けたときの防御。まあ、これは特にどうこう言うこともあるまい。次に、自分以外の人が攻撃を受けたときの防御。これはちょっと珍しいのではないかな?
もっとも、この時代で自分以外と言えば自分の主人(殿様)ということになる。まあ、他の流派でもあるのだとは思うけどね。
その技の基本は当然ながら「後の先」をとり相手を制するもの。ま、これはこの流派に限らず柔術に限らず、武術においては基本といえる。
ちなみに腰の廻については、本が出ている。部数はそう多くないのだが、古本屋など探せば手に入るのではないだろうか。ちょっといいお値段だとは思うが、原本の写しも付いての値段と考えればそんなに高くもないかなと思う。興味のある人は探してみてはどうだろうか。
ちなみに、現在この片山伯耆流柔術が行われているのは岩国と香川くらいだろうか。実はイタリアでも行われていたりする。本家の岩国で少々勢いがないのが気になるところではあるが...
失伝した片山伯耆流柔術が再興したのは片山家に伝わる書によるものであった。通常、こういった武術では口伝によるものが多く、文書で残るというのはそう多くはない。
そうはそうは言っても、口伝だけではどうしても形が変わってしまったり、失われてしまったりするもので、技を習得したならばそれを形にして残そうとするのはいつの時代も同じもののようだ。
つまり、手控えなるものが残されているのだ。もっとも、これがただ単に片山流を学んだ者の手控えであれば一流を再興するには心許ないわけだが、その手控えがいわゆる宗家のものであれば話は別だ。なにしろ、その流派を承継した者が書いているわけだから、間違いはない。
いや、仮に間違っていたとしても宗家が「こうだ!」と言えばそれが正しいのだ。ましてや、実際にはすでに消え去っているものなので、残されたものはその文書のみ。つまり、そこに片山伯耆流柔術があると言っても過言ではあるまい。
しかも、この片山伯耆流柔術の素晴らしいところは技が図解されているということだ。私も実際に見てみたが、実に愉快な絵で分かり易く描かれている。
もちろん、文書でも書かれているので、その二つを組み合わせると、かなりの精度で技を再現することができるように思える。
それを実際に行った人がいる。その人がこの手控えをなんと1冊の本にしてしまった。それを基に片山伯耆流柔術を再興したのだ。片山宗家から柔術について片山伯耆流を名乗ることを許されているので、当人は片山伯耆流柔術第12代宗家を名乗っている。
と、失伝したはずの柔術が現存するのはそういった訳である。
今週の稽古は、私は参加できませんので、あるかどうかは未定です。
一応、連絡は回したいと思いますので、参加を予定している方は連絡を待つか、もしくは事務局に連絡してみてください。
一応、連絡は回したいと思いますので、参加を予定している方は連絡を待つか、もしくは事務局に連絡してみてください。